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塾長メモ⑤ 4月に考える事
4月に考える事
●時間とは、【与えられた寿命・いのち】です…。
受験本番まであと7ヶ月です。『まだ4月だから…』と考えていると、『気がつくと9月…』になっています。
秋の本番はすぐに来ます。『自分』との勝負に加え、これから先は、『時間』との勝負も追加です。
使える時間も平等ではありません。一日のうち、子どもの勉強指導にお母さんが3時間付きっきりで見てあげられる家庭もあれば、ご父母の仕事が忙しく、無理矢理時間を取ってもせいぜい20分しか取れない家庭もあります。しかし、意識の仕方ひとつでそのちょっとしか取れない20分間を『生産性の高い20分間』に変える事は可能です。『自分に克つ』『時間に克つ』と言うのは、『自分の寿命をどれだけ有効に使いこなせたか』によるものです。時間という概念の捉え方は人生にとって重要な意味をなします。例えば30分自由に使える時間があったとすると、こう考えて下さい。【限られた自分の命のうち、30分の命をどう使うか?】
誰にでも与えられている『1日24時間という命』。考え方次第で、『魔法の時間・奇跡の時間』となります。ダラダラとやるのではなく目的を持って動きましょう。何をするか迷ったときは子どもと一緒に春を探しに散歩に出かけてみましょう。車や電車は使わずに足で歩いて行くだけでも良い運動になりますよ。
●【親の楽は子どもの損】
親も人間ですから、やっぱり自分が楽に、なるべく負荷を少なく受験準備したいものですね。
しかし、いつの世も親が子を教育するとき、【親が楽な道】を優先してしまえば、必ず子どもが損をします。
何かを得るためには、何かを犠牲にしなければなりません。家事や仕事で忙しいとは思いますが、強い心をもって子どもと向き合い、親としてできるサポートをしてあげましょう。
点数重視の受験において、不合格原因トップは、子どもが精神的、技術的に伸びきらなかった事です。この場合、やはり、『あとでやる』『子どもがまだ幼いから今は様子を見る』という、【結局は最後まで何もやらない行動パターン】の方々に多いです。その考えでは9月10月ギリギリで穴埋めするだけなので、結果的に差は埋まらず、ほとんどやっていないのと同じになります。積み重ねてつける力と自分達を信じ、できる事のちょっと上を目指し頑張りましょう。
●『思い込み、努力を実践する事の重要性』
『うちは○○小学校がダメだったら、公立の小学校でいいわ。』
このような言葉は、冗談でも言葉に出さないで下さい。今まで言っていたのなら今日からやめましょう。愛するわが子にとても失礼ですし、言葉は言霊となり現実のものとなります。1校受験の方は、『ダメだったら~。』などとは言わずに、『何が何でも絶対合格するわ!』に言い変えましょう。人間の強いイメージに伴う行動は、夢を現実にできる、あるいは夢に限りなく近づく作用があるのです。イメージ力の乏しい親子やマイナスなイメージしか出来ない親子にならぬよう、まずは、わが子は第一志望の学校に行くのだ!行けるのだ!と思い込み、具体的努力を積極的に行う事を4月の第1歩にしましょう。目標を提示し、自分達を信じて努力を実践する時が今まさにやってきました。