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塾長メモ⑦ 子どもに影響を与える物

投稿日:2022年5月10日(火)

良くできる子の生活の特徴に、【食事】【睡眠】【スマホ】【遊び】【躾】【親の管理】という主な6項目があります。
分かりきっている事のようですが、万が一分からない方がいらっしゃった場合のことを考え、念のため今回のテーマとしてお話しさせて頂きます。
 まず食事ですが、決まった時間に3食たべる事、まずくてもちゃんとおふくろの味である事、野菜・海藻・魚・味噌などの発酵食品を多めに摂ること、お茶(水)を飲むことを優先して欲しいと思います。なるべく避けて欲しい物は、加工食品・白砂糖・獣肉は少なめに・ファストフード・ジャンクフード・甘い清涼飲料・朝食を食べない・間食が多い・スナック菓子です。たまに食べる程度なら悪影響はそんなに無いと思いますが、このように子どもの脳と成長に悪影響を及ぼす食生活の代表的な物を頻繁に、それこそ毎日いつも与えているご家庭ではまず受験に挑む以前の問題であると言い切ります。ご両親がスマホをいじっている時間をぜひ食事の充実に変換できるように努力しましょう。
 次に睡眠ですが、夜9時以前には必ず布団に入る習慣を小さいときからつけておきましょう。生活習慣の土台は食事と睡眠です。眠くなくとも布団をかぶって目をつむるよう躾けるように心がけて下さい。10歳までは睡眠時間を最低9時間以上充分にとりましょう。テレビ・スマホ・ゲーム・パソコン・マンガなどの娯楽は、与えてほったらかしておくのでは無く、親の監視下の元1日1時間以内の約束を守らせて下さい。そもそも小さいときからスマホやゲームを自由に触れる環境がある事自体おかしい事である事に気づきましょう。そして親自身もスマホは1日1時間を守って下さい。今しか出来ない貴重な子育ての時間をスマホやゲームに費やすのはもったいないですよ。親が一緒に遊んであげていないからゲームやスマホに頼ることになるのです。今の時代は親との遊びの中で思考力や理解力、判断力や言語を習得させて行かなければなりません。本を読み聞かせ、イメージ力の強化をする事こそ幼児の大切な勉強です。古い価値観を全て否定するのでは無く、良い物はしっかり残し継続していきながら時代に合わせた教育の進化を心がけていきましょう。
 最後に躾と親の管理ですが、お手伝い・言葉遣い・好き嫌い・態度・わがまま・自分勝手など最低限の躾もできていない子どもに高度な学力と学習能力を問われる難関校受験は到底無理な話になります。運良く小学校受験で合格出来ても中学受験や大学受験では積み重ねが実力の差になる今の受験事情の中ではそこが一番大きな壁になる事が明白です。まず子育ての面倒くさいと思われる事にしっかり向き合う覚悟を持っていきましょう。時代は超二極化の世の中になっています。親が自分の時間を優先しすぎて子育ての面倒くさいことから目を背ければ、洗練された能力を必要とされる世界では、いずれ少々地頭が良いくらいでは太刀打ちできません。
 子どもが言うことを聞かずに指導・教育で手を焼いて悩んでおられるなら、まずは食事と睡眠時間、遊びと躾を見直す事が優先でしょう。どんなに良い塾に行っても時間とお金の無駄になりかねません。

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